摩周丸って?

摩周丸とは、以前青函連絡船があった頃に活躍していた船の名前です。1908年(明治41年)から1988年(昭和63年)までの間、青森駅と、津軽海峡を隔てた函館駅との間で就航していたとのこと。その船を ここで見ることができます。凄くないですか?実際に見てみると、まだ全然活躍できるんじゃないかと思うくらい綺麗です。北海道に移住する際、何度か今の津軽海峡フェリーに乗りましたが、なんか あまり変わらない感じがしました。この船を解体しないで、こういう形で残してくれたというのは、とても貴重なことだと思います。私そんなに船には興味ないんですが、それでも来て見てみると、いろいろと感動します。それでは、中を ご案内します。
2階

実は始まりは2階からです。1階はありません。この階段を登ると、受付があります。

受付から入ると、このドームをくぐって船内に入ります。
3階

階段を登ると ひもむすびコーナーがあります。いろいろな結び方を見ることができます。やっぱり船もアウトドアも ひもの結び方を学ぶことは必須ですね。勉強になります。

ひも結びコーナーの右手から入ると、座席などがあります。元々の名残なのでしょうか。座って外を見ることができます。

この日は天気が悪かったので、こんな感じです。天気が良ければ もっと綺麗に見えると思います。

ここはグッズを売っていたり、テーブルとイスがありくつろぐスペースになっています。

売店には オリジナルグッズが売っています。

ここは船に関する物が たくさん展示してあります。船が好きな方でしたら、とても楽しい空間ではないでしょうか。貴重な物が あります。

この模型を見ると、車も運んでいたんですね。カーフェリーも兼ねていたようです。でも、どうやって車を積んだのでしょう?という疑問が残りました。答えは わかりません。まあ でも、これを見ると 当時は 本当に活躍した船なんだなぁと思います。この船がなかったら、きっといろいろな流通が成り立っていなかったんでしょうね。そう考えると、やはり 凄い船だと 改めて感じます。
4階

4階は操縦関係の場所になります。ここは無線関係の部屋ですね。無線関係も 普通は なかなか見ることなんて できないです。今でも 全然使えそうな感じです。

双眼鏡で 見ていたんでしょうか。安全確認をしていたんですね。きっと。

ここは操舵室ですね。ここで操縦していたと思うとやっぱり かっこいいです。こんなに 大きな船を 操縦するなんて、凄いです。まあ 飛行機でも、船でも 凄いですね。ほんと。


これ、かっこよくないですか?ジャイロ・コンパス(マスターコンパス)って書いてあります。個人的に 宇宙戦艦ヤマトが好きなので、ヤマトの艦橋内にあるコンパスを思い出します。こういう系は かっこいい。

レーダーですね。これ、動いてました。これも かっこいい。
デッキ

デッキに出ると、これ、汽笛があります。なんと、これ 正午と午後5時に本当に鳴るんです。この日は午後5時の汽笛を聞くことができました。本物の船の汽笛を目の前で聞くことができるなんて、ここしか聞けませんよ!
まとめ

長年青函連絡船として活躍した摩周丸。この船が、今ここにあるということが奇跡です。ほとんどの船は解体されてしまうと思います。この船も いつまでも ここにあるとは限りませんよね。函館に来たら、是非見ていただきたい船です。ということで、今回は、青函連絡船として活躍した摩周丸を 紹介しました!
所在地 北海道函館市若松町12番地先
電話 0138-27-2500
開館時間 午前8時30分~午後6時(4月~10月末日)
午前9時~午後5時(11月~3月末日)
尚、年中無休だそうです。場所は こちら!

コメント